相続税の節税方法があります!

課税価格を抑えて節税する

相続税を節税する方法の一つに、課税価格を抑える事があります。そもそも相続税は、遺産の価額から債務の価額や葬儀費用、基礎控除額などを差し引いた課税価格に税率を掛けて求めます。つまり、課税価格を抑えれば、必然的に税額も抑える事ができるため、特例などを活用して課税価格を抑える事が大切です。

そうした特例には様々な種類がありますが、不動産の評価額を減額する小規模宅地等の特例や、相続時精算課税の選択などが代表的な特例と言えます。前者は、事業用や居住用など特定の要件を満たす宅地を相続した場合に、一定の面積に係る評価額を50%または80%の割合で減額する特例を言います。後者は、生前贈与時に特例の適用を選択する事で、贈与時の価額を相続時の課税価格とする事ができ、値上がりが予想される財産や収益が発生する財産を相続する際に効果的です。

控除額を増額させて節税する

節税の方法には、控除額を増額させる事で課税価格を抑える方法もあります。代表的な方法は、養子縁組などにより法定相続人を増やす事であり、これにより基礎控除額や死亡保険金、死亡退職金などの非課税限度額が増加する事になります。ただし、相続税の計算における養子は、亡くなった人に実子がいる場合は一人、いない場合は二人までしか認められず、さらに孫を養子にした場合は相続税額が2割加算される事になりますので注意が必要です。

また、配偶者のみに相続させる事で、配偶者の税額軽減を利用できます。これは、配偶者が相続財産した財産が法定相続分の範囲内、あるいは1億6000万円以内であれば、相続税が課税されない制度を言います。つまり、相続放棄により配偶者のみが相続すると、大きな節税となります。